三宅香織さんの演奏会 Cello Recital を開催しました。
香織さんとのご縁は、伊丹の最もクールなバー winner 森さんからのご紹介。
とある昼さがりに、いつものように自転車でふらりとやって来た森さんとの会話。
ゆ「ここでねー チェロの演奏会やるのが夢なんですよねー」に
森「ええやん、ええやん」
ゆ「10人はいったらいっぱいになると思うんですけど、こんなところでやってくれる人居ますかねー?」
森「おるで。紹介したろか?」
ということで、とんとん拍子に話が進み、今回のリサイタル開催となりました。
三宅香織さんは、京都の方で、日本だけでなく海外でも活躍されているチェリスト。
現在は、石川まぎさんを中心とした女性演奏家たちのユニット「シンフォニー宙」で活躍されていて、「星降るほたるの谷」「そらめぐり」のCDもリリースされています。国内のミュージシャンとのコラボレーションだけでなく、アメリカ・コカー大学及びプリシビティリアン大学より招聘を受けツアーを行うなど、海外での活動も注目されているのです。
バッハの無伴奏チェロ組曲や、カヴァレリア・ルティスカーナ、ジブリや童謡など、いろいろ取り混ぜ・・・。
おしゃべりも楽しく。
その曲の背景や裏話、チェロと言う楽器の歴史や、エンドピンのニューウェーブのお話なども。
宮沢賢治「星めぐりの歌」ピチカート・アレンジがステキでした。
こんなちいさなスペースで、耳から聞く音や、空気の振動だけじゃなく、エンドピンから伝わる床の振動も体験できるほかにはない演奏会になったと思います。
なにより、こんなちいさな演奏会に駆けつけてくださったみなさま、ぎりぎりで間に合ったと感動してくださった方。みなさんとこの感動的な時間を共有できたことが何よりの幸せでございました。ありがとうございました。
年内には、再演していただけるかも?
ご期待くださいませ。