喫茶店の時代展

2020年10月3日~10日の8日間、伊丹宮ノ前のギャラリーきとうで開催

民俗・生活文化史好き(?)にはたまらない展示になっています。

そして本日10月4日は林さんのギャラリートークがありました。

ちくま文庫『喫茶店の時代』(2020.4)

ちいさなギャラリーでのトークイベントでは三密状態が避けられないので、1階の交流フロアをお借りしての開催。定員以上の方がお見えになり、大盛況の会になりました。

夏目漱石や梶井基次郎、高野悦子などの文学作品に登場するカフェやミルクホール、喫茶店の紹介や著書『喫茶店の時代』の誕生秘話(?)など、とても興味深いお話でした。

『喫茶店』は学生たちの議論の場やサラリーマンの息抜きの場から、今では誰でも気軽に入れるスタイルが主流になってしまったようです。古き良き『喫茶店』は<レトロ喫茶>という言葉に形容されるように影をひそめてしまい、愛好家の方が巡り歩く希少な場所になっているかのようですが、いやいやなんの。まだまだ『喫茶店文化』はあなたのそばで息づいているはず。

そんなお店をさがしたくなる展示です。