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街路の人サヴィニャック

兵庫県立美術館で開催されている「サヴィニャック パリにかけたポスターの魔法」展にちなんで、「サヴィニャックを語る茶話会」を開催しました。

主催はAtelier-F アトリエ・フランスの東さん。アトリエ・フランスは、伊丹市を中心に、フランス文化の紹介や日仏交流のイベントを企画しているグループで、これまでに「サン=ティグジュペリ Saint-Exupéry」やノルマンディリンゴ祭りなどを取り上げたイベントを開催しています。

 

今回は「レイモン=サヴィニャック自伝」(TOブックス 2007/11)をベースに、東さんが用意してくれた資料や展覧会図録を見ながら、サヴィニャックの人となり、影響をうけた人、制作への思いなどを読み取っていきました。

1.自転車レーサーからデザインの道へ
2.アニメ工房で見いだしたポスターの魅力
3.カッサンドルとの出会い
4.エアブラシとの格闘
5.カッサンドルからの卒業
6.MON SAVONのいきさつ
7.印刷業界の変化
8.自作ポスターについて語る

両親が経営する小さなレストランが遊び場だったサヴィニャックは、そこで交わされるちょっと皮肉めいてエスプリの聞いた大人の会話を聞いて育ち、自ずとユーモアのセンスをみにつけたんだそう。

彼の自伝は「皮肉」や「愚痴」ばかりだったけど(?)、“たったひとつの絵で、ひとつの意図を表現する”ポスターの魅力に取りつかれた、サヴィニャックの作品だからこそ、フランス人に限らず、見る人に長く親しまれ愛されてきたのだなと思いました。

 

最後に紹介してもらったサヴィニャックが晩年を過ごしたTrouville トゥルーヴィル。町の人々が「サヴィニャックは私たちの作家だ」と力強く言っていたのが印象的でした。

宮前まつり2018

2018年9月 伊丹湊町から引っ越して、お世話になることになった宮ノ前。

猪名野神社の門前の町です。

10月13日・14日に秋の大祭「宮前まつり」が開催されました。

古書みつづみ書房は14日だけ!墨絵似顔絵のけいこちゃんと一緒に出店しましたー

みつづみ書房は絵本と100円均一文庫・新書と300円均一本を出しました。

1冊300円/2冊500円/3冊700円

お祭りに古本屋ってどうなんだろう?と思いましたが、みなさんいろいろと掘り出していからましたー!!

 

けいこちゃんと「また来年も出ようなー」と約束しました。

 

ふとん太鼓はすごい迫力!

宮前の男前さんたちがかっこよかった!

 

写真をクリックすると動画がご覧いただけます。

 

 

イベント続きました。9月後半はおだやかに。

2018年9月、前半はイベントが続きました。

 

9月1日ー2日はITAMI GREENJAM 2018 青空図書館

ゆかいな仲間たちと、音楽と本のある空間でのんびり。丘の上の『青空図書館』は、本当にいい場所でやらせてもらってます。来年はもっとゆるゆる面白いことがしたいなー

 

そして2日からは鳴く虫と郷町のスズムシ君がみつづみ書房にもやってきて、徐々にムードを盛り上げてくれます。

9月8日ー9日は【鳴く虫と一箱古本市】

あいにくのお天気で、9日は中止となってしまいました。8日に出店いただいた箱主さんには本当に感謝です。そしてご協力店舗様にも。来年、必ずリベンジします!

9月9日 鳴く虫と菊の節句

9月10日 写真湿版を見ながら物語を紡ぐ会

 

9月14日 トークイベント『蒐める人』

9月16日 恒例のいたみ朝マルシェ

やっぱり子供たちが目を輝かせて絵本をえらんだり、読んだりしている姿が好き。

 

そしてメインイベント!9月17日猪名野神社の市

途中、お日様がでて暑かったり、突風が吹いて雲ゆきがあやしくなったり、忙しい天気でしたが、境内はたえまなくおだやかな時間がながれておりました。

 

9月23日は古書みつづみ書房 移転1周年!

今のところ、とくに何も計画しているわけではありませんが、なにかするかもしれません。

基本的には穏やかに過ごしたいと思っています(残務整理がやまほど!)。

 

鳴く虫と一箱古本市 ご協力店さまご紹介

鳴く虫と郷町 2018 いよいよです。

ことし初の試み。『鳴く虫と一箱古本市』です。どうぞよろしくお願いします。

 

ご協力店舗様のご紹介。

森永牛乳販売所(あなださん)

高木鰹節店

御菓子司 中満

 

 

ギャラリー Bei Lee Goods

忠見電器商会

西田写真館 ショーウィンドウの写真に注目!!

 

 

近日オープンのギャラリーKITO

邦楽楽器専門店 水野楽器店

放課後デイサービス とんとん

夜は素敵なバーに!デリカ・ロクシナ

 

秋雨前線の停滞で、お天気が危ぶまれますが、みなさまのご協力店様に甘えまして何とか開催できるように頑張ります!

鳴く虫と一箱古本市

兵庫県伊丹市の秋の名物イベント『鳴く虫と郷町』が今年も開催されます!

「鳴く虫と郷町」とは、江戸時代に庶民の間で親しまれた虫の音を楽しむ「虫聴き」を現代風にアレンジしたイベント。
伊丹郷町館をメイン会場に、市内の文化施設や商店街、街路樹などで約15種3,000匹の虫の音色を楽しみます。

 

会期中には、市内の様々な場所で音楽、飲食、文化といった関連イベントが開催されるのですが、今年はじめて「一箱古本市」を開催します。

会場となるのは、猪名野神社の鳥居前の『宮ノ前商店街』ご協力店舗12軒(6月30日現在)の軒先をお借りしての開催です。

一箱古本市は、1人1箱・みかん箱程度の大きさの箱に、古本を入れて持ち寄り、販売するイベントです。2005年に東京の『不忍ブックストリート』ではじまり、今では全国的に広まっています。

あなたが読み終えた本、誰かにおススメしたい本などに値段をつけて、当日、イベントに訪れたかたに販売します。本をきっかけにした、お客様との会話も楽しいイベントです。

 

◇一箱古本市募集概要◇

【実施要領】

・9月8日(土)、9日(日) 10:00~17:00(基本時間。各店の営業時間にあわせて前後します)

・募集予定数 40店(2日間)

・出店費 1日500円(2日間両日出店いただける方は700円)

・出店スペースは、宮ノ前商店街の各店舗の軒先をお借りします。1m×1m前後です。

・販売可能な物は次の通り。

書籍、雑誌、個人作成の小冊子および本関連の雑貨(ブックカバー、しおりなど)、紙もの(ポストカード、レターセット)

※CD、DVDなどの販売はご遠慮ください。

・公序良俗に反する物品の販売はできません。

 

【応募条件】

・一箱古本市の実施ルールを守ってくださる方。

・一箱に入れた本の販売ができる方で、開催時間内を通して出店できる方

・宮ノ前商店街の各お店の軒先をお借りします。お店の営業の邪魔になることなく諸事配慮いただける方

・高校生以下は、保護者の許可を得てください(中学生以下は保護者同伴で出店願います)

 

【申込方法】

2018鳴く虫一箱古本市 参加申込みフォームより、必要事項をお送りください。

【 2018鳴く虫一箱古本市 参加申込みフォームはこちら 】

(お名前、ご住所、連絡先、お店の屋号、お持ちいただく本の種類、出店経験の有無、お店のPR など)

締め切り: 8月20日(月) ※申込み多数の場合、抽選となります。

【お問い合わせ先】

古書みつづみ書房

伊丹市宮ノ前3-1-3 浅岡ビル1F 090-8197-9930

info@mitsuzumi-shobo.com

 

 

三宅香織 チェロ演奏会 Cello Recital

三宅香織さんの演奏会 Cello Recital を開催しました。

香織さんとのご縁は、伊丹の最もクールなバー winner 森さんからのご紹介。

 

とある昼さがりに、いつものように自転車でふらりとやって来た森さんとの会話。

ゆ「ここでねー チェロの演奏会やるのが夢なんですよねー」に

森「ええやん、ええやん」

ゆ「10人はいったらいっぱいになると思うんですけど、こんなところでやってくれる人居ますかねー?」

森「おるで。紹介したろか?」

 

ということで、とんとん拍子に話が進み、今回のリサイタル開催となりました。

三宅香織さんは、京都の方で、日本だけでなく海外でも活躍されているチェリスト。

現在は、石川まぎさんを中心とした女性演奏家たちのユニット「シンフォニー宙」で活躍されていて、「星降るほたるの谷」「そらめぐり」のCDもリリースされています。国内のミュージシャンとのコラボレーションだけでなく、アメリカ・コカー大学及びプリシビティリアン大学より招聘を受けツアーを行うなど、海外での活動も注目されているのです。

バッハの無伴奏チェロ組曲や、カヴァレリア・ルティスカーナ、ジブリや童謡など、いろいろ取り混ぜ・・・。

おしゃべりも楽しく。

その曲の背景や裏話、チェロと言う楽器の歴史や、エンドピンのニューウェーブのお話なども。

宮沢賢治「星めぐりの歌」ピチカート・アレンジがステキでした。

 

エンドピンの跡

 

こんなちいさなスペースで、耳から聞く音や、空気の振動だけじゃなく、エンドピンから伝わる床の振動も体験できるほかにはない演奏会になったと思います。

なにより、こんなちいさな演奏会に駆けつけてくださったみなさま、ぎりぎりで間に合ったと感動してくださった方。みなさんとこの感動的な時間を共有できたことが何よりの幸せでございました。ありがとうございました。

 

年内には、再演していただけるかも?

ご期待くださいませ。

2018年ゴールデンウィークの営業

2018年のゴールデンウィークの営業日は次の通りです。

4月28日(土)   通常営業 「書房月釜」お抹茶を召し上がっていただけます(¥500)。

4月29日(日)   店舗お休み → まちライブラリー@もりのみやキューズモール 「もりの一箱古本市」出店

4月30日(月・祝) 店舗お休み → まちライブラリー@もりのみやキューズモール 「もりの一箱古本市」出店

5月1日(火)     通常営業 ※途中18時~19時くらいまでエフエムカエボン収録のため留守にします

5月2日(水)    14時頃からの営業になります

5月3日(木)     通常営業  まちあるきイベント『まちライブラリー探検隊 いたみbookspotめぐり 』15時頃ご来店!!

5月4日(金)     イベント営業 ※詳細別途!

5月5日(土)    15時頃からの営業になります

5月6日(日)   通常営業

5月7日(月)   みつばち古書部 お店番

5月8日(火)   通常営業

 

となっております。どうぞよろしくお願いします。

3月のイベントのお知らせ

2018年3月はイベントが続きます。

〇放浪書房とみーさんの「小商い塾」 ※写真をクリック!

小商いでしっかり稼ぎたい人!商品をちゃんと売っていきたい人!必聴の「旅する本屋 放浪書房/小商いラボラトリー
富永浩通氏の「小商いラボ」

主催 猪名野神社の市実行委員会/共催 古書みつづみ書房
日時 2018年3月11日(日)13:00~18:30 (質疑応答などで長引く場合あり)
受講料 3,000円(+ワンドリンクオーダーをお願いします)

<お申し込み>
お名前、屋号、メールアドレス、携帯番号をお知らせの上、下記のいずれかでお申し込みください。
1)FBイベントの参加ボタン(別途メッセージをお送りください。)
2)猪名野神社の市へご連絡(メッセージ、info@inano-ichi.com宛メール、事務局鹿嶋までご連絡、のいずれか)

 

〇南陀楼綾繁さんのトークイベント ちくま文庫『本好き女子のお悩み相談室』創刊記念 in 居留守文庫/みつばち古書部

南陀楼綾繁さんのトークも盛り上がり

 

題して「リアル『本好き女子のお悩み相談室』男子もOK! 編」※写真をクリック!

2005年に東京・谷根千(谷中・根津・千駄木)エリアで始まり、今や全国に広がっている『一箱古本市』。その発起人で編集者・ライターの南陀楼綾繁さんが、ここ2年間に全国各地で開催される「一箱古本市」で出会った『本好き女子』さんとのインタビューをまとめ、彼女たちのお悩みにおススメの3冊を処方してらっしゃいます。
これはぜひとも「みつばち古書部」でお話を聞きたい!とお願いして開催のはこびとなりました。是非、みなさまお越しください!!

〇日時 3月18日(日)19時~20時
〇場所 みつばち古書部 文の里商店街(阿倍野区昭和町1-6-3)
〇出演 南陀楼綾繁 さん
〇参加費用 1,000円
〇定員 20名 ※先着順とさせていただきます。
〇申込み 古書 みつづみ書房宛にメールでお申込みください。古書 みつづみ書房 info@mitsuzumi-shobo.com

※タイトルを【3月18日南陀楼綾繁さんトークイベント参加申し込み】として、お名前と連絡先をお知らせください。
※居留守文庫さんへのお問い合わせ、申し込みではありませんのでご注意ください。

 

〇トークイベント 江戸時代の数学「和算」を知る ※写真をクリック!

 

明治以前の日本の「数学」である「和算」。実は当時の世界的も、とても高いレベルだったということはご存知ですか?
江戸時代には、武士から庶民まで娯楽感覚で数学を楽しみ、関孝和、建部賢弘といった驚異の数学者を数多く輩出していたのです。
そんな知られざる和算の魅力を語ってくれるゲストは現役高校三年生の岩崎淳志さん。あなたも江戸の数学ワールドにはまってみませんか?

〇日時 3月21日(水) 14時~16時
〇場所 古書みつづみ書房(伊丹市宮ノ前3丁目1-3浅岡ビル1F)
〇講師 岩崎淳志さん ※今春卒業の高校三年生
〇参加 無料 ※ワンドリンクオーダーいただけるとうれしい
〇定員 8名
〇申込み FBイベント参加ボタンを押していただくか、メッセージ、メールでお申込みいただけます。
info@mitsuzumi-shobo.com

みつづみ書房 2周年

ことしもお客様から『桃の花』をいただきました。

 

思えば、2年前勢い余ってオープンしたみつづみ書房に、前職の仲間たちが来てくれて、桃の花をいただきました。

月日はあっというまに経ってしまいますね。

2月4日立春にみつづみ書房は2周年を迎えました。

 

あれからまた一年。早いものです。

500円以上お買い上げの方にドーナツ1個進呈!

昨年はすったもんだありまして、5月頃から9月まで通常営業もままならない時期もありましたが、

みなさまのおかげで、新しい場所でなんとかやっていけてます。

新しい場所もいいとこです。高低差好きの方、まちあるきしません?

 

 あかるい店内

ドーナツは14時過ぎには完売しました。ありがとうございました。

たくさんのお祝いも頂戴しまして、ほんとうにありがとうございます。

3年目も楽しい事をたくさんたくらみながら頑張ります!

 

みなさまどうぞよろしくお願いいたします。

2017-2018 年末年始のお知らせ

みつづみ書房の年末年始の営業日のお知らせです。

 

 

2017年最終営業日

12月29日(金)20時まで

 

2017年最初の営業日

1月4日(木) 通常営業 11時~18時

1月5日(金) 通常営業 11時~20時

※以降、通常営業です。

どうぞよろしくお願いいたします。